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2025年度 神戸大出題傾向速報!

​公開日:

2025年2月28日

最終更新日:

2025年2月28日

《全体概況》

全体を通して見ると、昨年と同程度の難易度であった印象です。

神戸大学は標準的な難易度の問題が多いので、早期の基礎力完成が必須条件です。

高1・高2の時期から、高校の学習内容をしっかりマスターしましょう!

また、勉強の指針を立てるためには、どんな問題が出題されるのかを知ることが重要です。

高3の夏までには一度、過去問を解いてみることをおすすめします。


 

《科目ごと》

科目ごとの出題傾向をまとめましたので、チェックしてみてください。

数学は橋本先生の分析動画(2/26配信)もありますので、是非試聴してください!


 

『英語』

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし~やや難化

③総論

 従来型の読解問題3題+英作文1題の出題で、総ワード数も大きな変化はなかった。一部、推測が難しい語句の意味を問う問題や、指示内容の特定が難しい設問があった。


 

『数学』

【理系】

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 従来型の大問5題の出題。数学Ⅲからの出題が2題となり、昨年の3題から減少した。昨年出題されなかった証明問題が多く出題された。例年よく出題される確率が、今年度は出題されなかった。



【文系】

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 従来型の大問3題の出題で、すべて数学Ⅱの分野が含まれた問題であった。3年ぶりに証明問題が出題されたが、数Ⅱの積分法は3年連続出題されなかった。


 

『国語』

【現代文】

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 従来型の記述説明問題4題+漢字書き取り問題1題であった。哲学者による文章で、比較的読み取りやすい内容。


【古文】

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 日記からの出題で、設問数は昨年の6問から5問に減少した。和歌が複数含まれているため、解釈の練習が必要である。


【漢文】

①分量(前年比)

 やや減少

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 隋書からの出題。設問数は5問で、比較的読みやすい出典からの出題。書き下し文が昨年の2問から1問減り、指示内容を答える問題が追加された。


 

『物理』

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし~やや難化

③総論

 出題は力学、電磁気、波動の3題。昨年度と比べ計算量が増加し、昨年に引き続きグラフを書かせる問題が出題された。


 

『化学』

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 出題は理論計算・無機分野から2題、有機分野から2題。最近出題されていなかった、計算過程を記述する問題や論述問題が出題された。


 

『生物』

①分量(前年比)

 やや増加

②難易度(前年比)

 難化

③総論

 論述量が増加した昨年よりもさらに200字増加し、知識内容が教科書範囲を超えたものも見られた。思考力が試される問題や実験を組み立てる問題、計算問題が随所に見られ、昨年より難化となった。

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