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2024年度 神大出題傾向速報!

受験アドバイス, 神戸大学情報, 高1生向け, 高2生向け, 高3生向け

​公開日:

2024年2月28日

最終更新日:

2024年2月28日

《全体概況》

全体を通して見ると、昨年と同程度の難易度であった印象です。

神戸大学は標準的な難易度の問題が多いので、早期の基礎力完成が必須条件です。

高1・高2の時期から、高校の学習内容をしっかりマスターしましょう!

また、勉強の指針を立てるためには、どんな問題が出題されるのかを知ることが重要です。

高3の夏までには一度、過去問を解いてみることをおすすめします。


 

《科目ごと》

科目ごとの出題傾向をまとめましたので、チェックしてみてください。

数学は橋本先生の分析動画(2/26配信)もありますので、是非試聴してください!


 

『英語』

①分量(前年比)

 やや減少

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 従来型の読解問題3題+英作文1題の出題であったが、昨年に比べると総ワード数はやや減少した。答えの根拠が明確な良問が揃っている。


 

『数学』

【理系】

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし~やや難化

③総論

 従来型の大問5題の出題。数学Ⅲからの出題が例年の3題に戻り、証明問題は出題されなかった。第3問と第5問が見慣れない出題であり、作業量がやや多い。例年頻出である確率・数列がいずれも出題された。



【文系】

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 変化なし~やや難化

③総論

 従来型の大問3題の出題で、すべて融合問題であったが、第1問と第3問は基本事項を中心とした標準的な問題であった。第2問は見慣れない出題であったが、20の約数を調べ尽くせば答えに辿り着ける。例年頻出である積分法とベクトルは出題されなかった。


 

『国語』

【現代文】

①分量(前年比)

 やや増加

②難易度(前年比)

 やや易化~変化なし

③総論

 従来型の記述説明問題4題+漢字書き取り問題1題であった。哲学者による文章で、比較的読み取りやすい内容。


【古文】

①分量(前年比)

 減少

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 歌論からの出題で、設問数は昨年の5問から6問に戻った。昨年に比べ本文分量が大きく減少し、例年並の分量に戻った。


【漢文】

①分量(前年比)

 やや減少

②難易度(前年比)

 変化なし

③総論

 設問数は4問で、比較的読みやすい出典からの出題。


 

『物理』

①分量(前年比)

 やや減少

②難易度(前年比)

 やや易化

③総論

 出題は力学、電磁気、波動の3題。昨年度と比べ計算量が減少し、論述問題が出題されなかったので、比較的解きやすかった。


 

『化学』

①分量(前年比)

 変化なし

②難易度(前年比)

 やや易化~変化なし

③総論

 出題は理論計算・無機分野から2題、有機分野から2題。天然有機化合物からの出題も継続。昨年度に引き続き、論述問題が出題されなかった。


 

『生物』

①分量(前年比)

 やや増加

②難易度(前年比)

 難化

③総論

 論述量が昨年度より約2倍に増加し、知識を直接問う問題ではなく、実験結果や生命現象などの知識を活用して解く問題が多かったため、昨年度より難化した。

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