何とか無事、「志」特別選抜の出願を終えた神岡くん。1次試験が10月1日、最終試験が11月5日にそれぞれ行われました。果たして、試験内容はどういったものだったのでしょうか。
「1次試験は、普段の2次対策の延長で十分対応できる」
───では、1次試験について聞いていきましょう。まず、総合問題はどういった内容でしたか?
英語・数学・理科から出題されますが、基本的には2次対策の延長で十分対応できる内容なので、心配しなくて大丈夫です。むしろ前期試験より易しく、理科などは高得点が狙えます。
───一般入試より時期が早いので、解きやすい難易度にしているのかもしれませんね。神岡くんの手応えはどうでしたか?
個人的な手応えとしては、総合問題Ⅰ(英語・数学)は6割、総合問題Ⅱ(理科)は7割くらい取れていると思います。
───なるほど、どの科目もバランスよく得点できていますね。
次に、模擬講義・レポートがあると思うのですが、どのような内容でしょうか。
試験自体は2時間で行われます。
形式はまず、あらかじめ録画された40分くらいの教授による講義を視聴します。その後、残り時間、今回だと70分程度でレポートを書きます。私も時間が足りず最後まで書ききれませんでしたが、かなり急いでやらないと終わらない分量です。あまり考える余裕はなかったので、消しゴムをほぼ使わず必死で書きました。
これについては事前対策ができないので、当日の対応力が求められます。
───大学での学びに直結するような内容ですね。過年度の情報を知っておけば、心構えはできるでしょう。今後のチャレンジャーには、今回のアドバイスをしっかり活かしてほしいと思います。
「面接官が10人もいた最終試験」
───次に、最終試験について聞いていきましょう。面接官が10人もいたそうですね?
そうなんです、過去の情報でもこんなに多かったことはなかったので、入室した時はかなりびっくりしました。まるで裁判を受けているような気持ちでしたが、割と落ち着いて臨めました。穏やかな雰囲気だったので、受け答えはしやすかったです。
───どういう質問がありましたか?質問に対しての回答は?
①「このコースをどこで知ったか。」
神大ホームページとパンフレットで知りました。
②「なぜこのコースを選んだのか。」
定員が少なく、きめ細やかな指導を受けられるからです。
③「数学の口頭試問」
最後まで解けました。
④「物理の口頭試問」
これも最後まで解けました。
以上、計30分くらいでした。
───事前に面接対策はしましたか?
一般的な面接対策ですが、高校と創学で模擬面接をしてもらいました。